恥ずかしい日記帳が出てきた

人生・体験談

しかも2冊。中学2~3年の時に書いた物だ。

久々に読んだらめちゃくちゃ面白かったが相当に恥ずかしい内容なので、周りに誰か居たらとてもじゃないけど読めない。でも美味しいブログネタなので晒してしまおう。

40年前の自分は中二病だった

左・ピンクが1982年9月7日~83年1月8日。最後の頁に「2冊目無事終了!」と記してあった。
右・白は1983年4月3日~8月12日で唐突に始まり唐突に終了。

今ならわかるが、本当に恥ずかしい中学生だったと思う。

やれ友達は自分を裏切ってばかりだの、自分はひとりぼっちだの、そんな孤独に耐える自分ってカコイイとか…

そりゃ人から距離置かれるわな。でもあの当時は自分は絶対正しい!間違ってるのは他人!って信じてたからどうしようもない。

それに引き換え、あの頃の自分の周りにいた友人らには感謝しかない。

こんな面倒くさい人間でもちゃんと友達付合いしてくれていたのだから。

もう会うことはないだろうが、この場を借りて感謝を伝えたい。ありがとう!!!

巻末ページのプロフィール欄。「かれのメモ」の横に「…んなもんおらんわい」の添え書きが。

本当は3冊あったらしい

いわゆる1冊目がどうしても見つからない。どんな表紙だったのかも覚えがない。

どこ行った?流出したらえらいこっちゃだな。こっ恥ずかしい内容のはずなので、死ぬまでにはなんとか見つけたい。

いま手許にある2・3冊目はいずれ処分するつもりだ。

ただ、上記にも書いたがネタ的には美味しいので、自分で許せる範囲?のものをここに記録しておく。

「私が死んだら日記帳は処分して」と遺言しても、高確率で読まれてしまうので生きてるうちに処分しておこう。

1983年(昭和58年)7月25日(月)晴れ

しかし…今日は物騒な月だ。その原因というのが何もかも…あの水洗トイレのせいだ。
家の中にトイレが無いということがこんなにも寂しいと思ったことはなかった。
恋しいと思ったことはなかったナァ…お陰でハジを忍びながらのノグ〇…嗚呼物悲しいよぉ。
早く速く完成してくれないだろうか、愛しの と い れ 私は待ってるんだ。
生まれてこの方14年間と27日、私の心の中にはある一定の位置を占めていたトイレ。心の友トイレ。
体の一部であったといれ。心の友を失っている現在、私は放心状態です。
私は、…完成するその時、その瞬間、―待っています。
―おえ、これ恋文か柄にもなくセンチメンタルになっちゃったりして…
けど私の現在の心境を素直に、かつ、自然に表したもの。決して偽りではありませんことよ。(原文ママ)
  • いきなり気持ち悪い文章で目まいが…。一部自主規制の為伏字あり。
  • 当時実家のトイレが改装中だった為、屋外に簡易トイレ(という名の青空便所)を設置して使用。
  • 生まれてこの方14年間と27日」は大間違い。どこからこの日数が出てきたのかは謎。正確には14年330日余り。このサイトは優秀 ↓ 実務の友 / 期間(日数・逆日数・時間)計算

1983年(昭和58年)8月8日(月)晴れのち曇りのち夕立ち

『目撃者ご一報ください』山村美紗著
『黒いリボン』仁木悦子著
『千里眼千鶴子』?著
『ひめゆりの塔』石野怪一郎著
『真説金田一耕助』横溝正史著
『夜歩く』横溝正史著
…以上ここ2ヵ月ほど読んだ本全部…
『ビートたけしの変・態・志・願』ビートたけし著 
おわり
(追記?)松井さんから借りた赤川次郎の「名探偵はひとりぼっち」「探偵物語」、
夏樹静子の「Wの悲劇」、横溝正史の「蔵の中・鬼火」、松本清張の「憎悪の依頼」(原文ママ)
  • 突然、本のリストがずらずらと登場。勉強を全くしてなかったのがよくわかる。
  • 『千里眼千鶴子』の著者は光岡明氏。図書館から借りたものの自分には難解過ぎて半分も読めずに返却。
  • 『ひめゆりの塔』の著者は石野 径一郎氏。誤字がひどい。                                                                                                                                                                                                                                                                                    
  • 「松井さん」は顔も覚えていないが、母の知人でこの時期家庭教師に来て頂いてた方だと思う。その位成績がやばかったのだろう。
  • 映画化・ドラマ化されたものがほとんどのチョイス。この時代、ミステリードラマ全盛期で「火サス」「土ワイ」がお気に入りだったで、土曜の午後によく再放送されてて、それを学校から帰った後(当時土曜は半ドン)に見るのがちょっとした娯楽だった。
(同日の続き)何故か、今ジャッキー・チェンに燃えている私。つい今まではなんとも思ってなかったのにぃ…。
ンも昼も夜もジャッキーなしでは生きてらんないヨォ…♡♡♡♡
なんたってあの甘いマスクとすんばらしいカンフーがたまらなくヨイのだ。
ミカがジャッキーに狂ってた頃は私別に何とも興味はわかなかった。それがだんだんと…。
ジャッキーの国際大スタアぶり、この前アイ・ラブ・ワールド(多分?)で見たサングラスとジーパン姿。
あの時、あの瞬間私の中の私がムラムラッと…ああ―。昨日見た『クレイジーモンキー・笑拳』でもう断然ファン!
いえ、心の友、心の恋人よ…。お誕生日にジャッキーの御本買ってもらお…。
私のささやか、というより大きな願望…(略)。(原文ママ)
  • ミカ」は当時の同級生で大人っぽく超巨乳だった。彼女の影響でジャッキー・チェンのファンになる。
  • アイ・ラブ・ワールド?全く思い出せず。テレビ番組か映画雑誌(ロードショー的なの)だったのだろうか?
  • クレイジーモンキー』は多分日曜洋画劇場で見たと思われる。カッコイイのに面白いとか、衝撃的だった。
  • この後も延々と妄想が爆発し、自分は女優になってジャッキーと映画で共演し、それをきっかけに結婚までするらしい。あまりの筋書きに頭がクラクラした。

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トライアル期間終了後は解約又は有料会員(月額¥2,189 税込)で継続可能。

1983年(昭和58年)8月11日(木)猛暑

寝夢里姫ねむりひめ〈J〉
時間は悪戯すぎてるわ 
私の記憶は夢飛行
優しい夜が私を誘う 
月夜の晩に見る夢 いつでもお決まり
霧の中に浮かぶあなたは手招きしてる
―でも恋するふたりはこれでお別れ
ちぐはぐな時間はいつでも罪作り
永遠に忘れられない…あなたのこと
☆
Ne…夢から覚めた私はひとりね
  • あまりの猛暑で頭が熱暴走したらしい。他のページにも気持ち悪いポエムが書いてあった。
  • 〈J〉はジャッキーのことだろう。題名は中森明菜の『鏡の中のJ』という曲(大ヒット曲セカンド・ラブのB面)を真似たようだ。昭和のアイドル歌手が歌う曲は ♪夢でもし逢えたら~的な歌詞がわんさか有った。勿論プロの作詞家が書くクオリティには及ぶべくもないが。

大ヒットメーカーの故・大滝詠一氏「夢で逢えたら」は吉田美奈子Ver.のがお気に入りだ。数多のシンガーでカバーされてる中で自分はこれが一番馴染み深い。

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